散在するデータを統合し、
AIが今すぐ使える環境を。
社内データがAIエージェントや生成AIに“今すぐ”つながり、成果に結びつく状態。
SaaS・DB・ファイルを統合し、あなたの業務に最適化されたAI活用環境を構築します。
社内で蓄積されたデータを何のために使いますか?
人がデータを見る時代から、 AIがデータを見る時代へ
こんな課題、抱えていませんか?
AI活用の第一歩は「データ」から。しかし、多くの企業でその基盤が整っていません。
生成AIやAIチャットの可能性は理解していても、実業務に落とし込めない…。その背景にはこんな課題があります。
こんな課題、そして“いま”踏み出すべき理由
ChatGPTの登場からわずか数年。生成AIはすでに、検索・分析・文章作成・意思決定のスピードを劇的に変えています。
いまや製造業・金融・ITなどあらゆる業界で、「生成AIで業務効率を数十%改善した」という事例が次々と生まれています。
営業
過去案件データを即時参照し、提案資料や見積もりの準備時間を大幅削減。
カスタマーサポート
FAQや履歴のAI参照で一次解決率の向上を実現。
経営層
経営データをAIに即時分析させ意思決定を高速化。
生成AIが生み出す価値の源泉は、企業が持つ膨大なデータです。その価値を“成果が出る形”で引き出すためは“質の高いデータ基盤”が不可欠です。
“あなたの会社独自のAI基盤”を構築します
AI Ready Platform on OCI 導入支援サービスは、OCI上に “AIデータプラットフォーム” を構築し、社内に散在する業務データを AI が活用できる形に統合します。ベクトル化を行ったRAG構成やSQL問合せ型のMCP構成にも対応し、ユースケースに応じた最適なAI連携を実現します。
「今すぐAIエージェントを接続して使える状態」=“AI Ready"を提供する導入支援サービスです。
なぜ“安心して”AIを業務に活用できるのか
1. 社内データで誤情報を最小化
生成AIが外部情報に頼らず、貴社の社内データを直接参照して回答。
- RAG構成により、事実ベースでの応答が可能になり、誤情報(ハルシネーション)を大幅に抑制
- FAQ検索や履歴参照など、回答精度が求められる業務でも安心
2. OCIによる堅牢なセキュリティ
AI Ready PlatformはOCI(Oracle Cloud Infrastructure)上に構築。
- ゼロトラスト設計によるアクセス制御
- データ暗号化と監査ログの標準装備
- プライベート接続での閉域構築が可能
3. Oracle Databaseとの親和性
OCIはOracle Databaseとの親和性が最も高いクラウド基盤です。
- 既存のテーブル設計・スキーマを変更せずにAI基盤へ連携可能
- FastConnectなどの専用回線による低遅延・高速接続
- 既存のライセンス契約や運用体制をそのまま活用可能
サービスの特長
1.Oracle Databaseを “そのまま”AIで活用可能に
基幹業務で蓄積された Oracle データを、AI活用可能な形式へ整備。テーブル設計を維持したまま、AIエージェント等との連携が可能なAIデータプラットフォームを構築します。
2.多様なデータソースを一元統合
Salesforce、kintone、社内DB、ファイルサーバなど、企業内に散在する業務データを横断的に集約・統合。汎用 ETL による API 連携・バッチ処理により、SaaSや業務DBの構成を変更することなく導入可能。
3.柔軟にAI活用がスタート可能
AI活用のユースケースが明確な場合は、その目的に最適化したRAG構成を実装。また方向性が固まっていない場合でも、汎用的なRAG・AI検証環境を構築し、AIチャットやナレッジ活用のスモールスタートが可能。
4.“MCP対応”のAIデータプラットフォーム
外部のAIエージェントやLLMが自然言語で生成したSQLを、MCP接続でAIデータプラットフォームでのSQL処理をセキュアに実行。ベクトル化不要で構造化データに直接アクセスできます。
活用シナリオ
シナリオ①:大手製造業 – 営業部門の情報検索を高速化
- 製品マニュアルや契約条件が部門ごとのファイルサーバに分散
- 営業担当が必要情報を探すのに平均15分かかっていた
- Oracle DBとファイルサーバをAIデータプラットフォームに統合
- AIチャットで契約条件や仕様書を瞬時に検索可能に
情報検索時間を 60%削減/月間200時間以上の業務時間を削減
シナリオ②:保険業 – 顧客対応の精度とスピードを両立
- 契約者情報や請求履歴が基幹DB・SaaS・紙書類スキャンデータに分散
- 横断的な検索や分析に時間がかかる
- OCI上に契約者データ・請求履歴・問い合わせ履歴を統合
- RAG検索で顧客対応に必要なデータをリアルタイム取得
問い合わせ対応時間を 40%短縮/一次解決率 20%向上
シナリオ③:SaaS企業 – ナレッジ共有の属人化を解消
- サポート部門のナレッジ共有が担当者任せで品質が不安定
- 新人オペレーターが即戦力化しづらい
- FAQ・マニュアル・チケット履歴をAIチャットに統合
- 誰でも均一な回答ができる環境を構築
新人研修期間を 2週間短縮/一次解決率 15%向上
導入プロセスと支援内容
当社は設計~構築~AI機能実装までワンストップで支援します。
Phase 0:構想整理 – お客様の現状・構想把握。最適なAIデータ基盤構成案策定
- AI活用ニーズ・ユースケース のヒアリング
- 現行システム構成(クラウド /DB/SaaS等)の確認
- データソースの種類・接続性 の把握
- セキュリティ・ネットワーク制約 の確認
Phase 1:要件定義 – AIデータ基盤構築に向けた技術前提条件の明確化
- 接続対象データソースの構成 ・規模の把握
- 連携方式の可否とデータ特性 の分類・整理
- ネットワーク・セキュリティなど 非機能要件の確認
- バッチ処理やスケジューリング 要件の定義
Phase 2:基盤設計 – セキュアで拡張性あるAIデータ統合基盤の設計
- OCIサービス構成の設計
- データ連携アーキテクチャ設 計(ツール選定・パイプライン設計)
- セキュリティ・ネットワーク設計 (NW・権限・暗号化・監査ログ)
- AI最適化データ構造設計 (AI 活用に向けたデータモデル)
- 運用・監視設計 (バッチ ・障害対応・性能監視・アラート)
Phase 3:基盤構築 – 設計に基づいたAIデータ基盤の構築
- クラウド環境の構築・初期設定
- データ収集・連携処理の実装
- AI向けデータ変換(クレンジング・正規化・メタデータ付与)
- セキュリティ機能の実装(アクセス制御・暗号化・バックアップ 等)
- 動作テスト・調整
Phase 4:AI機能実装 –”AI Ready”な業務活用環境を実現
- RAG検索機能の構築(ベクトル化・検索・回答生成の実装)
- MCP Serverの構築(設定・セキュア接続・監査対応)
- チャット形式の対話UIの開発
- 精度調整と応答品質の最適化
こんな企業におすすめです
既存のOracle Databaseを最大限活用したい企業
複数システムに分散した業務データをAIで横断利用したい企業
PoCから全社展開へ移行したいが、セキュリティ面が不安な企業